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CherryPyの設定

今のところ、CherryPyのサーバーはポート8000で常に実行しています。さて、これはこれでいいのですが、これを変える場合どうやればいいのでしょうか?とても簡単です。設定ファイルを通して行います。

ポートの変更

Hello.cpyHelloServer.pyファイルがあるhello/ディレクトリ内に、HelloServer.cfgと呼ばれるファイルを作成し、以下のコードを入力します:
[server]
socketPort=80
サーバーを再起動してみてください。ポート番号80で動くようになりました。

設定ファイルの\textbf{[server]}セクションでは他にも使うことができるオプションがあります。これらの異なるオプションについての詳細は、「Deploying your website for production」の章をチェックしてください。

\section{静的コンテンツの提供}
CherryPyで静的コンテンツを使いたい場合、あなたがやるべきことは設定ファイルに何行かを追加することです。
\begin{verbatim}
[staticContent]
static=/home/remi/static
data/images=/home/remi/images
これは、ブラウザがURL http://localhost/static/styleSheet.cssを要求した時、サーバーはファイル/home/remi/static/styleSheet.cssの内容を見えるようにする、という意味です。

ブラウザがURL http://localhost/data/images/girl.jpgを要求した時、サーバーはファイル/home/remi/images/girl.jpgの内容を提供します。

設定ファイル名の変更

もし設定ファイルで違った名前を使いたいなら、サーバーを立ち上げる時に-Cオプションを使えばいいだけです。たとえば、設定ファイルが/dir1/dir2/myConfigFile.cfgと呼ばれるものなら、サーバーを以下のように立ち上げます:
python HelloServer.py -C /dir1/dir2/myConfigFile.cfg



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