demo/ディレクトリと同じ場所に、hello/と呼ばれるディレクトリを作成します。
hello/ディレクトリに移動し、以下のコードが入力されたHello.cpyと呼ばれるファイルを作成します:
CherryClass Root:
mask:
def index(self):
<html><body>
Hello, world !
</body></html>
[+]
ファイルをコンパイルするには、以下を入力します:
python ../cherrypy.py Hello.cpy
これでHelloServer.pyと呼ばれるファイルを作成することができ、これはウェブサイトを実行する全て(HTTPサーバも)を含みます。
これを起動するには、以下をタイプするだけです:
python HelloServer.py
このページを閲覧するには、ブラウザを開いてURL: http://localhost:8000/ を打ち込みます。
ここで私達が学んだことは:
- CherryPyのソースファイル名は拡張子に.cpyがつき、大文字で始まるファイル名になります。
- 他のPythonのソースファイルのように、CherryPyのソースファイルは大文字小文字を区別します。CherryPyがインデントをどう扱うかはをより詳しく調べるには、下の脚注を見てください。
- キーワードCherryClassは、Pythonでのキーワードclassと同じような使われかたをします。CherryClassの名前は大文字から始まる必要があります。
- CherryClass内部では、あなたはmask、view、またfunctionのように異なるセクションを定義することができます。これらが意味するものをどのように使うかについては後でみていくことにしましょう。
- セクション内では、Pythonと同じようにメソッドを定義することができます(例:def index(self):)。
- maskメソッドの部分はPythonで記述されていません。その代わり、CherryPyのテンプレート言語であるCHTLやCGTLで書かれています。私達はこれらの言語について後で詳しく学ぶことにしましょう。
- 入力ファイルFoo.cpyを使ってCherryPyが生成したファイルはFooServer.pyという名前になります。
- CherryPyによって生成されたファイルは100% Pure Pythonです。
- ブラウザがウェブサイトのルートにあるページをリクエストした場合、root.indexが呼び出しを受け取り、その返り値はブラウザに送られることになります(訳者:root.indexがわからないと思いますので捕捉。CherryClassでは暗黙の内にインスタンスが作られます。インスタンス名は小文字で始まります。たとえばCherryClass FooBarは暗黙の内にfooBar = FooBar()というコードが実行されているわけです。ここでは、クラスRootはインスタンスrootが実は生成されているのです)
さて、作成したものにいくつか動的な機能をつけましょう。。。
Debian User
2003-10-13